どうも、格安SIMでもかけ放題に助けられているスバル(@sim_subaru)です。
年配の親族や友人との通話は30分以上になることもありますが、かけ放題のおかげでスマホ代は月額2千円以下に抑えられています。
特に通話アプリなしで利用できるかけ放題に乗り換えてからは、格安SIMの通話が格段に使いやすくなりました。
そこでこの記事では「かけ放題・通話定額を専用アプリなしで使える格安SIM10選」をご紹介していきます。
スマホアドバイザー

詳しいプロフィール
気がついたら格安SIM歴7年以上になっていたスバル(@sim_subaru)です。当サイトでは格安SIM・格安スマホ・SIMフリースマホをレビューしています。総務省後援MCPC認定のスマートフォン・ケータイアドバイザーの資格を所有。プロフィール詳細はこちらです。
かけ放題・通話定額を専用アプリなしで使える格安SIMの選び方
かけ放題や通話定額を専用アプリなしで利用できる格安SIMを選ぶポイントは3つです。
- 音質で選ぶならプレフィックスなしがおすすめ
- 通話料が気になるならオートプレフィックス
- データ通信も快適に使いたいなら通信速度に注目
音質で選ぶならプレフィックスなしがおすすめ
格安SIMで利用できるアプリ不要のかけ放題は大きく分けて2種類あります。
プレフィックスなし | VoLTE(LTEネットワーク)を使った高音質な通話 |
オートプレフィックス | 3G回線交換ネットワークを経由した標準音質の通話 |
文字で説明してもわからないと思うので、下記の動画で音声を聴き比べてみてください。
3G音質に相当するプレフィックス通話でも十分ですが、VoLTE通話のほうがもっとクリアに聞こえますね。

仕事で使うならハッキリ声を聞き取れるプレフィックスなしのタイプがおすすめです
通話料が気になるならオートプレフィックス
通話料が気になるならオートプレフィックスタイプにしましょう。
5分かけ放題や10分かけ放題は1回あたりの制限時間をオーバーすると、30秒ごとに高額な通話料が発生してしまいます。



通話料が30秒あたり22円のプレフィックスなしタイプだと5分オーバーしただけで通話料が220円も発生しますよ
通話料が30秒あたり約10円で半額のオートプレフィックスなら制限時間をオーバーしても安心です。
データ通信も快適に使いたいなら通信速度に注目
音質に直接影響はしませんが格安SIMの通信速度も重要です。
キャリアによっては昼などの混雑時に速度が低下するためデータ通信をまともに使えなくなります。



昼に1Mbps以下になるキャリアは正直おすすめしません
この記事では格安SIMごとに通信速度の情報も載せておいたので参考にしてください。
かけ放題・通話定額を専用アプリなしで使える格安SIM10選
かけ放題を専用アプリなしで使える格安SIMは以下の通りです。
UQモバイルは60分通話定額を唯一提供


UQモバイルはauのサブブランドです。
かけ放題だけじゃなく月間60分の通話定額オプションも格安で提供しています。



たまに長電話してしまう……という方に最適です
UQモバイルは他社に比べると料金プランがそこまで安くありません。
ただしauひかりやauでんきとセットで利用すると最大10回線まで大幅な月額割引を受けられます。




自宅セット割の対象インターネットをご利用の方はUQモバイルにしないともったいないですよ。



60歳以上なら無制限かけ放題が月額たった770円です!
月額基本料 | 3GB 1,628円 15GB 2,728円 25GB 3,828円 |
通話料 | 22円/30秒 |
かけ放題 | 無制限 1,870円 ※60歳以上は770円 10分/回 770円 60分/月 550円 |
オプション | 留守電 330円 着信転送 無料 割込通話 220円 |
通話品質 | VoLTE |
昼の速度* 12:30の平均 | 28.37Mbps |
回線 | au |
公式サイト | https://shop.uqmobile.jp/shop/
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※他社から乗り換えで最大13,000円相当のポイント還元


ワイモバイルは格安SIMビギナーでも安心


ワイモバイルはソフトバンクのサブブランドです。
10分かけ放題は最安級で無制限かけ放題にも変更できます。



留守電が無料で利用できるキャリアはワイモバイルだけですよ
ワイモバイルは大手キャリア並のサービスと安心の店舗サポートで長期に渡ってユーザーから高い評価を得ています。


ネットだけのサポートや格安SIMのサービスに不安がある方にワイモバイルは特におすすめです。



60歳以上は無制限かけ放題が激安ですよ!
月額基本料 | 3GB 2,178円 15GB 3,278円 25GB 4,158円 |
通話料 | 22円/30秒 |
かけ放題 | 無制限 1,870円 ※60歳以上は770円 10分/回 770円 |
オプション | 留守電 無料 着信転送 無料 割込通話 220円 |
通話品質 | VoLTE |
昼の速度* 12:30の平均 | 59.98Mbps |
回線 | ソフトバンク |
公式サイト |
※60歳以上なら無制限かけ放題が月額770円


ahamoはデータも通話も超大盛り


ahamoはドコモの格安プランです。
月額基本料に5分かけ放題が含まれているので、電話を使う機会がちょっとした用事だけなら通話料が気になりません。



プラス1,100円で無制限かけ放題にもできますよ
データ容量20GBのワンプランですが、大盛りオプションに加入すれば最大100GBまで高速通信が利用できます。


ahamoは通話もデータもたっぷり使いたい方にピッタリのキャリアです。
月額基本料 | 20GB 2,970円 +80GB 1,980円 |
通話料 | 22円/30秒 |
かけ放題 | 無制限 1,100円 5分/回 プラン込み |
オプション | 留守電/転送/割込 なし |
通話品質 | VoLTE |
昼の速度* 12:30の平均 | 56.16Mbps |
回線 | ドコモ |
公式サイト | https://ahamo.com/ |
※2022年12月まで大盛りオプション無料


LINEMOは無料キャンペーンが最強


LINEMOはソフトバンクが提供する新しい格安ブランドです。
かけ放題オプションはそのままでも十分安いですが、最初の1年間は月額550円割引になってかなりお得です。



5分かけ放題なら無料で完全かけ放題でも月額1,100円で使えます
しかも留守電・着信転送・割込通話のオプションパックが月額220円なので仕事用としても問題ありません。
LINEMOはわかりやすいサービスと安定した回線速度で「家族・友人におすすめしたいスマホキャリアNo.1」を獲得しています。


今ならミニプランが8カ月間実質無料になるキャンペーンも開催中です。


LINEMOはアプリなしでかけ放題を使える格安SIMでは最もキャンペーンが充実しているキャリアです。



8カ月間は5分かけ放題込みでも実質無料で利用できます!
月額基本料 | 3GB 990円 20GB 2,728円 |
通話料 | 22円/30秒 |
かけ放題 | 無制限 1,650円 5分/回 550円 |
オプション | 留守電/転送/割込 セットで220円 |
通話品質 | VoLTE |
昼の速度* 12:30の平均 | 61.35Mbps |
回線 | ソフトバンク |
公式サイト | https://www.linemo.jp/ |
※無料期間延長キャンペーンは2023年1月末まで


povoはデータ通信を使わないなら最安


povoはKDDIが新たにスタートさせた格安ブランドです。


月額基本料無料のベースプランにデータやオプションを「トッピング」していく方式を採用しているのはpovoしかありません。



つまり完全かけ放題だけ申し込めば1,650円しか料金が発生しないということです
かけ放題オプションのみでも番号を維持できるので、「仕事用の電話番号を持ちたい」とか「親に通話専用の番号を持たせたい」といった方にピッタリのサービスです。
月額基本料 | データなし 無料 データトッピング +1GB(7日間) 390円 +3GB(30日間) 990円 +20GB(30日間) 2,700円 +60GB(90日間) 6,490円 +150GB(180日間) 12,980円 |
通話料 | 22円/30秒 |
かけ放題 | 無制限 1,650円 5分/回 550円 |
オプション | 留守電/転送/割込 なし |
通話品質 | VoLTE |
昼の速度* 12:30の平均 | 17.44Mbps |
回線 | au |
公式サイト | https://povo.jp/ |


J:COM MOBILEはJ:COMユーザーのためにある


J:COM MOBILEはKDDIグループのJ:COMが運営するMVNOキャリアです。
1回あたり60分の通話が無料になるオプションが完全かけ放題と同じように利用できます。



1回あたりの通話が長くなりがちな方は安心ですね
J:COMの料金プランはそこまで安いわけではありません。
ただしJ:COM系列のサービスを利用しているユーザーはデータ増量特典が適用されるので非常にお得です。


- 1GB→5GB
- 5GB→10GB
- 10GB→20GB
- 20GB→30GB
特典対象のユーザーなら迷う必要はありません。
月額基本料 | 1GB 1,078円 5GB 1,628円 10GB 2,178円 20GB 2,728円 |
通話料 | 22円/30秒 |
かけ放題 | 60分/回 1,650円 10分/回 550円 |
オプション | 留守電 330円 着信転送 無料 割込通話 220円 |
通話品質 | VoLTE |
昼の速度* 12:30の平均 | 16.76Mbps |
回線 | au |
公式サイト | https://jcom.co.jp/service/mobile/![]() ![]() |
HISモバイルは通話料が最安で超過料金も安心


HISモバイルは大手旅行代理店のHISと老舗MVNOの日本通信がタッグを組んで設立した通信会社です。
もともと「最安」にこだわってきたHISが手掛けているだけあって、データ通信の最低月額が最安値になっています。
通話料も30秒あたり9円で最安なので、5分かけ放題の制限時間を少しオーバーするくらいなら超過料金も気になりません。



VoLTE対応で相手の声がハッキリ聞こえるのもいいですね
月額基本料 | 100MB 290円 1GB 550円 3GB 770円 7GB 990円 |
通話料 | 9円/30秒 |
かけ放題 | 無制限 1,480円 5分/回 500円 |
オプション | 留守電 385円 着信転送 無料 割込通話 275円 |
通話品質 | VoLTE |
昼の速度* 12:30の平均 | ー |
回線 | ドコモ |
公式サイト | https://his-mobile.com/ |
mineoは無制限&10分かけ放題の月額が最安値


mineoは関西電力系のオプテージが運営する格安SIMです。
無制限かけ放題と10分かけ放題のオプション料金が業界最安値となっています。



ただしプランの月額基本料が高いんですよね…
しかも専用アプリを使わないと通話料が30秒あたり22円なので、10分かけ放題に申し込むなら1回あたりの通話時間が10分をオーバーしないよう注意してください。
mineoはサービスのわかりやすさから満足度調査で何度もNo.1を獲得してきました。


公式サイトや専用アプリも非常にわかりやすいので、初めて格安SIMに乗り換える方でも安心して利用できますよ。
月額基本料 | 1GB 1,298円 5GB 1,518円 10GB 1,958円 20GB 2,178円 |
通話料 | 22円/30秒 |
かけ放題 | 無制限 1,210円 10分/回 550円 |
オプション | 留守電 319円 着信転送 無料 割込通話 220円 |
通話品質 | プレフィックス |
昼の速度* 12:30の平均 | D 0.40Mbps A 0.48Mbps S 0.76Mbps |
回線 | ドコモ au ソフトバンク |
公式サイト | https://mineo.jp/
|
※1年間かけ放題オプション割引キャンペーン中


OCNモバイルONEのトップ3かけ放題は隠れた良サービス


OCNモバイルONEはドコモ傘下のNTTコミュニケーションズが運営する格安SIMキャリアです。
その月に通話時間の多い上位3連絡先を自動で無料にしてくれる「トップ3かけ放題」を使えるのはここしかありません。



家族や友人と長電話しがちな方なら絶対にハマる良サービスです
OCNモバイルONEは高速通信の安定性を重視しているので、あえて最安値では勝負していません。


安さと速さのバランスが取れたコスパ最強の格安SIMだと断言します。



個人向けのMVNOではシェアNo.1ですよ
月額基本料 | 500MB 550円 1GB 770円 3GB 990円 6GB 1,320円 10GB 1,760円 |
通話料 | 11円/30秒 |
かけ放題 | 無制限 1,430円 10分/回 935円 トップ3 935円 |
オプション | 留守電 330円 着信転送 無料 割込通話 220円 |
通話品質 | プレフィックス |
昼の速度* 12:30の平均 | 40.92Mbps |
回線 | ドコモ |
公式サイト | https://service.ocn.ne.jp/mobile/ |
※申し込み月の月額基本料&オプション代金が無料


NUROモバイルはデータを少し使いたいなら最安値


NUROモバイルはNURO光やSo-netでもおなじみのソニーネットワークコミュニケーションズが運営する格安SIMキャリアです。
5分かけ放題と10分かけ放題の両方から選べる格安SIMはNUROモバイルしかありません。



途中でライフスタイルが変わっても安心ですね
2022年10月に登場した無制限かけ放題が1GB以外のプランでも契約できるようになるればオプションがさらに充実しそうです。
月額基本料 | 1GB 440円 3GB 792円 5GB 990円 10GB 1,485円 20GB 2,090円/2,699円 |
通話料 | 11円/30秒 |
かけ放題 | 無制限 1,430円 ※現在は1GBのみ契約可 10分/回 880円 5分/回 490円 |
オプション | 留守電 330円 着信転送 無料 割込通話 220円 |
通話品質 | プレフィックス |
昼の速度* 12:30の平均 | NEO 10.91Mbps D 0.40Mbps S 10.91Mbps |
回線 | ドコモ au ソフトバンク |
公式サイト | https://mobile.nuro.jp/
![]() ![]() |
※MNP対象の初期費用無料キャンペーン実施中


かけ放題・通話定額を専用アプリなしで使える格安SIMでよくある質問
格安SIMのアプリなしかけ放題に関して、よくある疑問にQ&A形式で答えていきます。
- そもそも専用アプリって何?
-
通話料を安くするために格安SIMでは電話番号の前に「プレフィックス番号」を付ける方法が主流でした。このプレフィックス番号を自動で付与してくれるのが専用アプリです。専用アプリには通話料が安くなるメリットがある反面、アプリから発信し忘れるとかけ放題が適用されないというデメリットがありました。そこで新たに開発されたのがアプリがいらない「オートプレフィックス」という技術です。
- いま使ってる携帯電話会社のままアプリなしかけ放題オプションだけ申し込める?
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オプションだけでは申し込めません。アプリなしかけ放題オプションがある格安SIMに乗り換える必要があります。
- かけ放題と通話定額ってどう違うの?
-
この記事では定められた時間(分)以内の通話が無料になる通話オプションを「定額通話」と呼んでいます。格安SIMによっては似た意味で使われていて、たとえば「完全かけ放題」は「無制限通話定額」と同じです。
- 10分かけ放題や通話定額の制限時間を超えたら電話代はどうなるの?
-
相手が固定電話で携帯電話でも30秒あたりに決められた通話料が発生します。
- 10分かけ放題で足りるかな?
-
10分ごとに一度電話を切ってかけ直せば無料になりますが、あまりにその回数が多いなら完全かけ放題にしましょう。
- かけ放題すべての通話が無料になるの?
-
一部対象外の電話番号があるのでご注意ください。
- 留守番電話サービスのメッセージ再生
- 海外での発着信、国際通話
- 番号案内サービス(104)
- 行政1XY特番(188,189など)
- クイックダイヤル(#で始まる番号)
- 衛星電話
- 衛星船舶電話
- ナビダイヤル(0570などで始まる番号)
- テレドーム(0180で始まる番号)
- 67コール(0067で始まる番号)など
上記の番号への通話料は大手キャリアを含むどのキャリアでも無料になりません。
- プレフィックス自動付与って普通の電話とどう違うの?
-
通話料が約10円/30秒で約半額になるのでお得です。ただしVoLTEにならないので通話品質を気にする方は注意してください。また通常のかけ放題で対象外になる電話番号に加え、以下の番号への発信にも通話料が発生します。
- 110・119・117・177など
- フリーダイヤル
- 060・020・#で始まる電話番号
- マイラインなど
- docomoの「他の電話機からの遠隔操作」
- SoftBankの「転送・留守電・着信お知らせ機能サービス」
かけ放題・通話定額を専用アプリなしで使える格安SIMまとめ
この記事では「かけ放題・通話定額をアプリなしで使える格安SIM10選」というテーマで書いてきました。



格安SIMでもアプリなしで使えるかけ放題があるんだね



安いものだと月額2千円以下で使えるよ!
この記事で紹介したアプリなしでかけ放題を使える格安SIMキャリアをまとめておきます。
**60歳以上は770円
- UQモバイルやワイモバイルは60歳以上だと無制限かけ放題が月額770円です。
- ahamoやpovoは留守電・転送・割込を提供していません。
- mineoは通常の通話や制限時間を超えた通話に自動プレフィックスが適用されません。
ぜひこの記事を参考に自分にぴったりなキャリアを見つけてください。
以上、スバル(@sim_subaru)でした。