
みんな格安SIMにして後悔したことってないのかな?デメリットがあるなら知りたいんだけど…
こんな疑問・悩みが解決できる記事になっています。
- 格安SIMにして後悔した3つのこと
- デメリットになるかもしれない10の注意点
- 格安SIMにしてよかったこと

どうもスバル(@sim_subaru)です。
こんなツイートを見かけました。
こんな感じで格安SIMに乗り換えるとお得だとわかっていても、デメリットが気になってなかなか行動できない時ってありますよね。

確かに格安SIMに乗り換えてから後悔したくないしな〜

どういうデメリットがあるかを知っておくのは大事だね
そこでこの記事では「【デメリットあり】格安SIMにして後悔したことは?【3つだけです】」というテーマで格安SIMを5年以上使ってきた実体験をもとに書いていきます。
格安SIMにして後悔したことはたった3つです
結論から言うと格安SIMにして後悔したことはたった3つです。
- 混雑する時間帯に速度が遅くなった
- 申し込んだプランの容量が少なすぎた
- 乗り換え費用が意外にかかった
どれも乗り換え前にもっとよく考えておけば後悔せずに済んだかもしれません。
混雑する時間帯に速度が遅くなった
何よりも格安SIMにして後悔したのは混雑する時間帯に速度が遅くなったことです。
もちろん格安SIMには回線速度の問題があることは知っていたのですが、お昼の時間帯の速度低下が想像を上回っていたのでかなりびっくりしました。

どのくらい遅くなるの?

ひどいときには検索結果が表示されるのに時間がかかるくらいだったよ
しかもネットではけっこうおすすめされている有名な格安SIMなのにそうだったのでなおのこと衝撃でした。
いくつもの格安SIMの回線速度を独自調査しているようなサイトがありますが、ある格安SIMが有利になるような調査結果しか使っていない可能性があるので信頼できません。
最近はMMD研究所の「2020年3月格安SIM・格安スマホ通信速度調査」のように、格安SIMの販売とは関係のない調査機関の結果を見ることができるのでとても参考になります。

調査結果を見るとダウンロード速度の最大値が20Mbpsを超えるような格安SIMは10社にも満たないことは明らかです。

最低速度も10Mbpsを超えているところなんて4社しかないよね
このようにある程度信頼できる情報がないと、乗り換えてから速度の遅さで後悔してしまうかもしれません。
申し込んだプランの容量が少なすぎた
格安SIMにして後悔した別のことは申し込んだプランの容量が少なすぎたことです。
ほとんどの格安SIMは大手キャリアのような使った分だけ容量が増えていく段階制プランがありません。

プランの容量を使い切るとどうなるの?

使えるギガが増えないから速度制限になっちゃうよ
追加容量を購入すれば高速通信に戻りますが、けっこう高額なのであまりいい方法ではありません。
格安SIMはギガが余っても翌月に繰り越されるので、最初の月は少し多めのプランから始めてみるのがおすすめです。
多すぎたとしても容量がもっと少ないプランにあとから無料で変更できるので心配ありません。

毎月どのくらいギガを使っているかを乗り換える前に確かめておくといいよ
乗り換え費用が意外にかかった
格安SIMにしてからもっと考えておけばよかったと思ったのは、乗り換え費用が意外にかかったことです。

乗り換え費用ってそんなにかかるの?

今まで使ってたところと乗り換え先の格安SIMの両方から請求が来るよ
具体的にはこんな感じです。
【今まで使っていた電話会社】
- MNP転出手数料:2,000円~3,000円
- 解約違約金:無料または1,000円
- 解約月のプラン月額:プランによる
【乗り換え先の格安SIM】
- 初期費用:3,000円くらい
- 新規SIM発行手数料:400円くらい
- 利用開始月のプラン月額:プランによる
契約中するプランにもよりますが、実際にかかる乗り換え費用は最低でも1万円くらいになることがわかります。

けっこうかかるんだね…

乗り換えたあとのスマホ代がすごい安くなるからいいんだけどね
それで次のようなキャンペーンがある格安SIMを選ぶことができれば、乗り換えにかかった費用を回収することができます。
- 初期費用無料
- 月額割引
- キャッシュバック
- ポイント還元
こんなキャンペーンがある格安SIMなら乗り換えても後悔しないはずです。
後悔しないためにさらに知っておきたい格安SIMのデメリット

格安SIMにして後悔しないために知っておきたいデメリットをさらに10個ご紹介します。
- MNP乗り換えだと使えなくなる期間がある
- 支払い方法がクレジットカードだけだったりする
- 基本的にキャリアメールは使えない
- 専用アプリじゃないとかけ放題にならない
- データSIMだと通話ができない
- IP電話(050番号)だと通話品質が悪い
- LINEの年齢確認ができない
- データ通信の海外ローミングがない
- 大手キャリアのWiFiスポットを利用できない
- 大手キャリアのような店舗がない
MNP乗り換えだと使えなくなる期間がある
格安SIMはMNP乗り換えだと使えなくなる期間があるのがデメリット。
以前のSIMから新しいSIMに切り替わるまでのあいだ電話やネットをすることができません。

具体的にはどれくらいかかるの?

だいたい30分くらいで長くても2~3時間ってとこかな
ネットで申し込んでも新しいSIMが届くまでは今までのSIMを使うことができるのでMNP手続きに伴う不通期間はそれほど気になりません。
新しいSIMが届いてもMNP開通手続きをするまでは、今までのSIMが使えなくなることはないので安心してください。
ただしどの格安SIMもMNPに伴う回線切り替え手続きは、受付時間がだいたい夜8時くらいまでなので注意しましょう。
支払い方法がクレジットカードだけだったりする
支払い方法がクレジットカードだけのところが多いのも格安SIMのデメリット。
口座振替しか使えない方にとってはかなり選択肢が少なくなってしまうのが現状です。
- UQモバイル
※MNP乗り換えのみ
ワイモバイル※店頭申し込みのみ
- 楽天モバイル
- OCNモバイルONE
※電話申し込みのみ
- BIGLOBEモバイル
※データSIMのみ
選択肢は少なくなりますが、格安SIMとしてはサービスに定評がある大手ばかりなので上記から選べばまず問題ありません。
すべての格安SIMでクレジットカードが使えないわけではないので安心してください。
基本的にキャリアメールが使えない
格安SIMは基本的にキャリアメールが使えないこともデメリットになるかもしれません。
今まで「@docomo.ne.jp・@au.com・@softbank.ne.jp」といった携帯のアドレスをメインで使ってきたなら、格安SIMに乗り換える前にGmailなどのフリーメールに切り替えておく必要があります。

どうしてもキャリアメールが使いたかったらどうすればいいの?

メールアドレスは変わっちゃうけどキャリアメールを送れる格安SIMもあるよ
キャリアメールに対応している格安SIMはこちらです。
とはいえよっぽどの理由がない限りは、キャリアメールが使えなくてもデメリットにはならないので安心してください。
専用アプリじゃないとかけ放題にならない
電話をよく使う方は格安SIMだと専用アプリじゃないとかけ放題にならない場合があるのでご注意ください。
なぜなら格安SIMの専用通話アプリには着信履歴が表示されないというデメリットがあるからです。

着信履歴から折り返したい場合はどうしたらいいの?

デフォルトの電話帳アプリで着信履歴を確認してから専用アプリでかけ直さなきゃいけないよ
あんまりイメージできないかもしれませんが、着信履歴から直接折り返しの電話ができないのは想像以上に面倒です。
間違えて着信履歴からそのまま発信してしまうと、専用通話アプリを使っていないのでかけ放題が適用されません。
格安SIMにしてもかけ放題がないと困るという方は、あとで後悔しないためにアプリなしでもかけ放題が適用されるものを選んでください。
データSIMだと通話ができない
格安SIMは月額が安いデータSIMを単体で契約できるのがメリットですが注意が必要です。
なぜならSMS用の電話番号が割り当たっているとしても、データSIMだと基本的に通話ができないからです。

すごい安いからデータSIMにしようと思ってたけど通話できないのか…

LINE通話はできるけど電話番号への発着信はできないよ
ただし050で始まるIP電話番号をスマホに設定すれば、データSIMでも通話できるようにすることができます。
たまにしか通話しないならIP電話でも十分ですが、日常生活や仕事などで使うには次の理由からあまりおすすめしません。
IP電話(050番号)だと通話品質が悪い
050番号付きのプランがある格安SIMもありますが、日常生活や仕事で使うのには向いていません。
インターネット回線を利用したIP電話の音質は回線速度に依存していて、回線が不安定になりがちな格安SIMだとIP電話の通話品質が悪くなってしまうからです。

どんな感じなのかな?

LINE通話で音が途切れたりズレたりするのと一緒だよ
どうしても月額を安くしたいなら、音声通話SIMのなかで最安値の格安SIMを探すと良いでしょう。
中には月額1,000円以下で音声通話SIMを使えるものもあります。
格安SIMの通話品質は悪いと誤解されがちですが、電話番号がある音声通話機能付きのSIMなら大手キャリアと同じレベルの音質で通話できます。
データ通信の速度は、音声通話の品質には一切影響しないので安心してください。
LINEの年齢確認ができない
ほとんどの格安SIMはLINEの年齢確認ができないので注意してください。
年齢確認ができないとLINEでID検索や電話番号検索ができないといったデメリットがあります。

それってけっこう大きな問題なのかな?

LINEで友だちを追加するだけなら別の方法もあるからそんなに大きなデメリットじゃないよね
年齢確認ができなくてもLINEアプリ自体は今まで通り利用できるので心配いりません。
もしくは年齢確認なしでID検索や電話番号検索をする裏ワザもあるので試してみてください。
データ通信の海外ローミングがない
あまり必要ないかもしれませんが、格安SIMはデータ通信の海外ローミングがないのもデメリットです。
またソフトバンク回線だと音声通話の海外ローミング機能もありません。

そんなに海外行かないから大丈夫かな

海外旅行くらいならレンタルWiFiを使えばいいしね
SIMフリースマホを持っているなら現地のSIMを買ったほうがお得なのでぜひトライしてみてください。
大手キャリアのWiFiスポットを利用できない
大手キャリアのWiFiスポットを利用できないのも格安SIMのデメリットのひとつです。
特にアプリのダウンロードやアップデートをするのにキャリアのWiFiスポットを利用してきた方はちょっと不便に感じるかもしれません。

代わりになるようなサービスはないの?

格安SIMでも有料オプションに加入すればWiFiスポットを使えるようになるよ
また無料で専用のWiFiスポットを利用できる以下のような格安SIMもあります。
ワイモバイル
- OCNモバイルONE
- BIGLOBEモバイル
※6ギガ以上のプラン契約者のみ
格安SIMのWiFiスポットも全国のカフェやコンビニを中心にWiFiスポットを展開しているので、上記のような格安SIMなら大手キャリアから乗り換えても後悔しないでしょう。
大手キャリアのような店舗がない
格安SIMには大手キャリアのような店舗がないので、人によってはデメリットに感じるかもしれません。
対面式で相談することができないので、基本的にはネットの情報を見ながら自己解決していくことになるからです。

自分で解決できるかどうか心配だな…

ほとんどの格安SIMは電話やチャットでも相談できるから大丈夫だよ
それでも不安なら実店舗を全国展開している以下のような格安SIMに乗り換えたほうがいいかもしれません。
人件費がかかっているので他の格安SIMと比べると月額が多少高めですが、いざという時に相談できたほうが安心感があるのであとで後悔しないはずです。
それでも格安にしてよかった【後悔はありません】
この記事は「【デメリットあり】格安SIMにして後悔したことは?【注意点を解説】」というテーマで書いてきました。
格安SIMを5年以上使ってきたからこそわかる注意点も正直に書きましたが、デメリットがあるとしても格安SIMに乗り換えたことは後悔していません。
なぜならデメリット以上に「格安SIMにしてよかった!」と思えるようなメリットがあったからです。
- 大手キャリアに比べてスマホ代が3分の1以下になった
- 節約できたお金をもっと大切なことに使えた
- 意味もなくスマホを機種変更しなくなった
たくさんの格安SIMユーザーも「なぜもっと早く格安SIMに乗り換えなかったのか」と口をそろえて言っています。
この記事で書いてきたようなデメリットがあることを知ってしっかり対処すれば、あなたも格安SIMに乗り換えて月々のスマホ代を今すぐ安くすることができます。

自分にあった格安SIMをぜひ見つけてください!
以上スバル(@sim_subaru)でした。
回線が混雑しがちなお昼の時間帯にあまりネットを使わないなら回線速度はそこまで気にしなくて大丈夫です。それでも上の表で平均値の最大速度(色の付いた棒グラフの上端)が20Mbpsを下回っているような格安SIMはあまりおすすめしません。