- 楽天モバイルはパートナー回線でも申し込むべき?
- 楽天モバイルは無料だけどデメリットってある?
- データ高速モードオフ時の1Mbps制限ってどう?
1年間月額が無料になることで話題の楽天モバイルですが何も考えずに申し込んでいいかというとそうではありません。
実際に僕も「無料だからいいか!」とよく考えずに楽天モバイル乗り換えてしまったので不安定なサービスに申し込んでしまったことを最初は後悔しました…

パートナー回線だとやっぱりいろいろ不便なところが多いんだよね…
それでも9ヶ月使ってみて楽天モバイルを有効活用する方法がだんだんわかってきました。
そこでこの記事では楽天モバイルをパートナー回線で使ってみて感じたデメリットやそれでも使い続ける理由について率直に書いていきます。

申し込んでから後悔しないように参考にしてみてください

楽天モバイルのパートナー回線はデータ通信を使わないのが正解
楽天モバイルのパートナー回線は月額基本料1年間無料キャンペーンが終わったらデータ通信を使わないつもりでいるのが正解です。
そう断言するのには3つの理由があります。
3GBを超えると月額料金が割高
1年間の月額無料キャンペーン適用期間が終わると自動的に月額料金が従量制になります。
使った分だけ支払うのは普通お得なはず。ところがよく知らないで使うとパートナー回線の人は損をしてしまう仕組みになっているので注意が必要です。
楽天モバイル | UN-LIMIT VI |
---|---|
~1GB | 無料 |
~3GB | 月額980円 |
~20GB | 月額1,980円 |
~無制限 | 月額2,980円 |
※パートナー回線エリアは最大5GBまで。ただし容量超過後も速度最大1Mbpsで使い放題。
※先着300万名まで月額基本料1年間無料
このプランの問題点は3つあります。
パートナー回線で使う予定の方は「5GBまでしか使えないけど低速モードが1Mbpsで使えるから大丈夫!」と思っているかもしれません。
冷静に考えると5GBで月額1,980円は高すぎます。今は高速通信が20GB1,980円で普通に使える時代です。
しかも低速モードと高速通信の通信量が合計20GBを超えると月額2,980円になってしまいます。

つまり高速通信が5GBしか使えないのに月額が2,980円になる可能性があるってこと?

これは完全にわなだよね…
ネット使い放題!という言葉に惑わされると痛い目に遭うかもしれません。
パートナー回線は随時終了予定
9ヶ月利用していてちょっと残念なのはなかなか楽天モバイルにならないことです。
正確に言うと公式ページのサービスエリアマップ上では楽天モバイル回線になっているはずのに楽天回線をたまにしか拾ってくれません。

もうマップ上で楽天モバイルエリアになってから数ヶ月は経つのにな…
こんな経験をしているのは僕だけじゃないみたいです。
楽天エリア内のはずなのにパートナー回線エリアという状況はめちゃくちゃ危険です。公式サイトの「サービスエリアに関する注意事項」を見ると次のように書かれています。
※東京都をはじめ、一部の都道府県では、2021年3月末をもって楽天回線として確認されたエリアを両社の協議を以て、ローミング接続の継続・終了を決定します。
引用元:楽天モバイル
つまり楽天エリア内だと判断された地域は2021年3月以降にパートナー回線の提供が終わる可能性があるということです。

突然つながらなくなるってこと?

さすがに前もってお知らせはあるはずだけどね…
そういうわけでサービスエリアマップ上で楽天モバイル回線だとしてもパートナー回線終了後はつながりにくい場所が残る可能性があるということになります。
それでも無料通話はかなり優秀
そういうわけでデータ使い放題目当てで申し込んだ楽天モバイルですがパートナー回線しか使えないならデータ通信はあきらめたほうがいいいという結論に至りました。
ただし「Rakuten Link」アプリを使った無料通話は超優秀です。
※110・119などの緊急通報はデフォルト通話アプリの発信に切り替わります。
実際に楽天モバイルのSIMでRakuten Linkを設定した端末にmineoのSIMを入れてみました。驚いたことにRakuten Linkから発信すると相手に表示されるのはmineoではなく楽天モバイルの番号です。

え?意味わからないんだけど…

Rakuten LinkにはRCSという最新技術が使われているから可能なんだって
つまり無料通話だけ楽天モバイルを使ってデータ通信はもっと安いSIMにまかせることができるということです。
たとえばめちゃくちゃ安いmineoのデータSIMを使うとこうなります。
合計:1,750円
20GBの完全かけ放題付きプランが月額1,750円。これは楽天モバイルで20GB使うより実は安くなります。
もちろん大手キャリアの20GBプランであるahamo・povo・LINEMOより安いですし、日本通信SIMのドコモ対抗プランよりも安くなるので驚きです。
ちなみに僕がやったようにSIMを入れ替えてもいいですがデータSIMと組み合わせるならDSDVスマホにSIMを2枚挿すのがベストです。
※残念ながら「Rakuten」シリーズ(mini・Hand・BIG)の機種はDSDVではありません。またeSIM専用機種なのでSIMの入れ替えも不可能です。

通話機能のないデータSIMだけだと何かあったときに110番や119番にかけられないよ
とりあえずキャンペーンが適用されればなら1年間は通信量に関係なく月額無料なので他の格安SIMとの組み合わせはまだ考えなくて大丈夫。ただしキャンペーンの残りがわずかなので申し込みは急いだほうがいいかもしれません。



上記公式サイトから「お申し込み」へ進み「お受け取りとお支払い方法」入力画面で楽天モバイルID【42BmSLmHV6tk】を入力すると、紹介特典でプラス1,000ポイントもらえます。
楽天モバイル「アンリミット」のデメリット3つ
使ってみてわかった楽天モバイルのデメリットは次の3つです。
- テザリングを使うには初期設定が必要
- Rakuten Linkアプリの不具合が気になる
- パートナー回線の5GBは余りを繰り越せない
テザリングを使うには初期設定が必要
プロファイルさえインストールすれば楽天モバイルを使う準備はすべて整うと思っていましたがそうはいきませんでした。
データ通信やテザリングを使うには自分でAPN設定をする必要があります。
iPhoneの画面から「設定」→「モバイル通信」→「モバイル通信ネットワーク」と進んで次のように入力したら無事にテザリングが使えました。
- モバイルデータ通信:APN→「rakuten.jp」
- インターネット共有:APN→「rakuten.jp」
ユーザー名やパスワードは空欄でOKです。

ちなみにデータ制限モードでもテザリングは使い放題だから安心だよ
公式サイトのAPN設定方法(iPhone・iPad)にも詳しい説明があります。
Rakuten Linkアプリの不具合が気になる
無料通話に必要なRakuten Linkアプリがまだまだ発展途上なのもデメリットです。
報告されている不具合も多くRakuten Linkアプリを使った通話は正直快適とは言えません。
たとえば電話番号が複数登録されていた場合、アプリに電話帳を読み込むと1件しか反映されないというバグが僕の使っているiPhoneでも起きました。
僕はサブ回線として利用しているのでまだいいですがメイン回線として通話もガンガン使っていこうという方にはちょっと厳しいかもしれません。

電話帳自体が書き換えられてしまうことはなかったから大丈夫だよ
【更新情報】Android版のRakuten Linkは普通に使えました
その後サブ機のAndroidスマホでRakuten Linkを設定してみたところiPhone版で起きたような不具合は生じませんでした。

Androidスマホなら快適に使えるよ
パートナー回線の5GBは余りを繰り越せない
パートナー回線の5GBは余りを翌月に繰り越すことができません。
低速モードが1Mbpsで使い放題なので通信容量が余りがちなだけに少し残念なポイントです。

余りが繰り越せなくて困ることはあるの?

繰り越せると気持ちにちょっと余裕が出るからいいんだけど仕方ないね
ひと月に5GB以上使うには1GBあたり500円の追加チャージが必要です。
とはいえ低速モードだけでも日常の生活はできるので、追加チャージしなければいけないような状況には1度もなりませんでした。
たまに大容量データをダウンロードするとしても5GBあればいまのところ十分です。
楽天モバイル「アンリミット」のメリット3つ
楽天モバイルにはもちろんメリットもあります。
- Rakuten Linkを使えば国内通話とSMSが無料
- スマホやルーターを実質無料で購入可能
- 300万人のキャンペーン対象者は1年間無料
Rakuten Linkを使えば国内通話とSNSが無料
Rakuten Linkアプリに対応しているAndroid端末なら国内通話とSNSがすべて無料になります。

対応機種はどこで調べられるの?

楽天モバイル公式サイトの対応機種一覧を見ればすぐわかるよ
無料になるのは国内通話だけではありません。
Rakuten Linkアプリからなら旅行などで海外にいるとしても日本の番号との通話やSMSが無料になります。

電話番号をLINEメッセージやLINE通話みたいな感覚で使えるってことだね
スマホやルーターを実質無料で購入可能
楽天モバイルをせっかく申し込むならスマホやルーターも同時に申し込むべきです。
大量のポイント還元セールを実施しているのでいくつかの機種は実質無料で手に入ります。
この中なら有機ELディスプレイでゲーム性能にも優れたRakuten Handが圧倒的におすすめです。
おサイフケータイや防水・防塵にも対応した日本仕様のスマホとしてこれ以上安い機種はありません。
300万人のキャンペーン対象者は1年間無料【残りわずか】
アプリやエリアの対応状況が微妙だとしても楽天モバイルに「いま」申し込んでおいた方がいいのには理由があります。
なぜなら先着300万人が1年間月額無料になるキャンペーンがまだ継続中だからです。

300万人ってまだ間に合うのかな?

キャンペーンが始まってけっこう日数が経過してから申し込んだけど大丈夫だったよ
とはいえすでに250万回線を突破したので残りの50万回線がなくなるのも時間の問題です。
予告なく内容の変更をしたりキャンペーンが中止になることもあるみたいなので申し込むならお早めに!
口コミでも楽天モバイルの1Mbpsは満足度高め
Twitterから楽天モバイルの1Mbpsに関する口コミを集めてみました。
かなりの量の口コミがあったので先にまとめておきます。
口コミの詳細は以下をご確認ください。
楽天モバイルでよくある質問
- パートナーエリアって何ですか?
- ローミングで利用できるau回線エリアのことです。
- 留守番電話や着信転送機能はありますか?
- 申し込めば無料で利用できます。
- データ通信の海外ローミングはできますか?
- 1カ月2GBまで無料で利用できます。
- iPhone SEのeSIMでも使えますか?
- 公式サイトには書かれていませんが、iPhone SEのeSIMでも動作するとの報告がありました。
- Rakuten UN-LIMITとセットで買うとしたらどの機種がおすすめ?
- AQUOS sense 3やsense 3 plus・OPPO Reno Aあたりが価格と性能のバランスが取れていていい感じです。
楽天モバイルの申し込み方法
- STEP1楽天モバイルの公式サイトを開く
- STEP2右上の「お申し込み」を選択する
引用元:楽天モバイル - STEP3申し込み前の確認事項をよく読んでから申し込みに進む
「新規番号」か「MNP(番号そのまま)」を選択できます



上記公式サイトから「お申し込み」へ進み「お受け取りとお支払い方法」入力画面で楽天モバイルID【42BmSLmHV6tk】を入力すると、紹介特典でプラス1,000ポイントもらえます。
まずは楽天モバイルをサブ回線利用してみよう!
この記事は「【口コミ】楽天モバイルの1Mbpsは使えるレベル?【アンリミット】」というテーマで書いてきました。
1Mbpsでもけっこう使えるのでサブ回線としてまずは試してみるのがおすすめです。

パートナー回線だから微妙かと思ってたけど使ってみようかな

初期費用もポイント還元されるから契約にお金も掛からなくていいよね
スマホとセットなら20,000ポイント以上の楽天ポイントをもらえるキャンペーンも開催中なので、1年間月額無料になる3万人に滑り込めるうちに対応機種とセットで申し込んでしまうといちばんお得かなと思います。
以上スバル(@sim_subaru)でした。